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みんなの知りたいを投稿しよう!おしえて!瞳のギモン

第12回目目のトラブルや病気

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、
ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)(ものもらい)はなぜできる? くせになるの?(質問者:ふぁいんさん、かおまるさん、りおりくさん、夏目さん、sheepdogさん、ふらわーさん、こむちゃんさんさん)

「ものもらい」は、正式には「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」といい、まぶたの縁にある脂を出す腺(マイボーム腺)やまつ毛の根元に、細菌が感染し炎症を起こしたものです。まぶたの一部が赤く腫れ、軽いかゆみや、まばたきすると痛みをともないます。多くは人の皮膚や鼻・のどにいる黄色ブドウ球菌などの常在菌の感染が原因です。身体の抵抗力が弱っている、目をこすったり汚れたコンタクトレンズを装用したりして目に細菌を持ち込むといったことが、感染の引き金になります。
麦粒腫は、そもそも誰もが持っている常在菌の感染が原因ですので、人にうつることはありません。早めに眼科を受診して抗菌薬の点眼や軟膏、内服などの治療を受ければ、4~5日で治ります。点眼治療が必要になるため、コンタクトレンズをしている人は装用を一旦中止ししてください。炎症が進むとかゆみや痛みが増し、はれた部分が自然に破れて膿が出て、その後は自然に回復することもあります
麦粒腫が治っても、たびたび発症を繰り返すという人は、細菌を目に持ち込みやすい環境にあるのかもしれません。手指を清潔に保つことはもちろん、顔は清潔なタオルで拭く、手で目を触らない、髪の毛が目に触れないようにするなど、生活習慣を見直してみましょう。コンタクトレンズを装用している人は、レンズを装用する前や、はずす前に、十分に手を洗うこと、2週間交換レンズを使用の方はきちんとレンズケアを行いましょう。抵抗力が弱っていると感染を起こしやすくなるので、体調管理にも気をつけたいですね。

麦粒腫の種類



麦粒腫と似た病気に「霰粒腫」があります。麦粒腫と同様に「ものもらい」と呼ばれることもありますが、霰粒腫はマイボーム腺の出口が詰まり、脂が溜まった状態です。通常、痛みや赤みなどはなく、目を閉じた時のまぶたの腫れや、触った時にシコリが触れて偶然に気づくことが多いです。この段階では治療の必要はありませんが、霰粒腫に細菌が感染して炎症を生じ、腫れて赤くなり痛みを伴うと「化膿性霰粒腫」となるため、麦粒腫に準じた治療が必要になります。


はやり目(流行性角結膜炎)の予防方法は? ふつうの結膜炎と何が違う?(質問者:ベルさん、けいこさんさん、りかまささん)

流行性角結膜炎、いわゆる「はやり目」は、アデノウイルスによる感染が原因です。片眼の充血と流涙、目やにが大量に出て発症し、数日後にはもう片眼にも症状がでます。かゆみはほとんどありませんが、ゴロゴロした強い異物感を生じます。耳の前や顎の下にあるリンパ節が腫れて、触れると痛みを感じることがあります。また、時に喉の痛みや発熱を伴うこともあります。
小児に多い病気ですが、成人も感染します。アデノウイルスは非常に感染力が強く、手指を介して感染します。流行性角結膜炎になったら、できるだけ人との接触を避けて自宅での療養が望ましいでしょう。目やにが大量に出た目を手で触ると、手指にウイルスが付着します。その手で触れた物やタオルに他の人が触れ、無意識のうちに目や口を触って感染が拡大します。目をこすらないように気をつける、手洗いや手指消毒を入念におこなう、目を拭いたティッシュは捨てる、タオルは共有しない、お風呂は最後に入るなど、家庭内での二次感染に気をつけましょう。
結膜炎には、はやり目のようにウイルス感染によるもの、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などの細菌感染によるもののほか、花粉症に代表されるアレルギー性結膜炎があります。それぞれ表1のような特徴があり、治療法が異なるため、症状に気づいたらコンタクトレンズをはずして、必ず眼科を受診してください。

表1 結膜炎の種類と主な症状

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