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みんなの知りたいを投稿しよう!おしえて!瞳のギモン

第8回目コンタクトレンズのルール

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、
ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。

どうしてコンタクトレンズをつけたまま寝てはいけないの?(質問者:ちゃりさん、たかしさん、ふなちんさん、はるもさん、わったんさん、マコさん、ぽぽのりさん、リッツさん、キムキムさん、めろんぱんさん、うひょーさん)

それは、角膜(黒目)が酸素不足になるからです。角膜とは、目の表面にある透明な臓器で、目の奥に光を届ける役割を果たしています。また角膜の最表層の細胞どうしがしっかりと手と手をつなぐことでバリアとなり、外部から目に細菌などが感染するのを防いでいます。角膜の細胞が透明性を維持し、その機能を保つためには、酸素が必要です。
しかし角膜には、他の臓器のように酸素を運ぶ血管がないため、起きて目を開けているときは、主に大気中から涙に溶け込んだ酸素を取り入れています。またわずかですが、結膜(白目)の血管や房水(目の中を満たしている水)からも酸素が供給されます。でも睡眠中は目を閉じているので、大気中からは酸素を得ることはできません。そこで角膜は、主に上まぶたの裏の血管から涙に溶け込んだわずかな酸素を取り入れます。その酸素量は、起きているときの1/3程度。睡眠中はそれほど、角膜に届く酸素が少なくなっているということです。
最近のコンタクトレンズは酸素透過性の高い(酸素がたくさん通る)素材が多いものの、コンタクトレンズを装用したまま寝たらどうなるでしょう?上まぶたや白目からの酸素の流れをコンタクトレンズが妨げ、角膜は酸素不足になってしまいます。
角膜が酸素不足になると、角膜の最表層のバリア機能が低下し、感染症を引き起こしやすくなります。1日装用したコンタクトレンズには汚れや細菌などが付着していることがあるため、さらに感染症のリスクが高くなるといえるでしょう。また酸素不足の状態を補おうと、結膜から角膜まで血管が伸びてくる「角膜血管新生」という充血の原因にも。酸素不足の状態が続くと、角膜の裏側にある、角膜を透明に保つために重要な細胞が修復不可能なダメージを受け、角膜が腫れてにごってしまうといった深刻なトラブルにもつながります。
たとえ酸素透過性の高いコンタクトレンズであっても、寝るときには必ずコンタクトレンズを目からはずしましょう※1

  • ※1 連続装用コンタクトレンズを除く。

どうしてコンタクトレンズをつけたままお風呂やプールに入ってはいけないの?(質問者:アキュ子さん、めーみさん、ひるねさん、犬子ちゃんさん、みぃくまさん、ララアさん、さえさえさん、ともっぺさん、ほたるさん、たあさん)

ソフトコンタクトレンズの場合は素材自体に水分が多く含まれています。もともとソフトコンタクトレンズの浸透圧(塩分などの濃度)と水道水や海水の浸透圧が異なるため、レンズに水道水や海水が付着すると濃度を等しくしようとレンズから水分が抜け出し、レンズが変形します。さらにプールの水に含まれる消毒剤がレンズに影響を与える可能性も否定できません。
そして、もっとも懸念されるのが感染症です。水道水は飲料用として十分に消毒されているものの、わずかながら雑菌が含まれています。さらに、お風呂場やプールサイドなどの水回りには、さまざまな雑菌が生息しており、コンタクトレンズをつけたままお風呂やプールに入ると、こうした雑菌が目の中に持ち込まれる危険性が高まります。
ふだん私たちの目には、まばたきのたびに常に新しい涙が分泌され、古い涙と一緒に雑菌を目の外に洗い流す自浄作用があります。また涙は、抗菌の働きをする成分が含まれるなど、目の感染を防ぐ防御システムを持っており、目の健康維持に役立っています。しかしコンタクトレンズを装用すると、涙の量が減りやすく、裸眼に比べて涙の循環も悪くなりがちで、本来の防御システムが機能しにくい状態となります。そのため雑菌が持ち込まれると、目の中で繁殖を許してしまう可能性があります。また、気づかないうちに黒目に小さな傷ができていると、感染症を起こすリスクがいっそう高まります。中でもアカントアメーバという微生物は感染すると重症化しやすく、注意が必要です。
目の健康を守るために、お風呂やプールに入るときは、必ずコンタクトレンズをはずしましょう。スイミングの際には、度の入ったゴーグルを利用するのもよいでしょう。サウナや岩盤浴の場合も、レンズをはずしてください※1。レンズが乾燥してズレたり、はずれやすくなる可能性があります。なお、1日使い捨てタイプの場合は、必ず1日でレンズを捨てて再装用しないようにしましょう。2週間交換タイプの場合は、レンズをしっかりこすり洗いしましょう。レンズケースも雑菌が繁殖しやすいため、毎日洗浄し、定期的に新しいものと交換して清潔に保つことが大切です。もちろん、水道水でレンズを保存することも厳禁です。

  • ※1 連続装用コンタクトレンズを除く。

コンタクトレンズには、どうして装用期間が決まっているのですか?
期間を超えて使うとどうなりますか?(質問者:はまゆいさん、どか雪さん、いわこさん、とちおとめいちごさん、トータスさん、ロッチーさん、ありーさん、フレッシュさん、ともっぺさん、ぽっぽぴよこさん、mnmさん、クマ3さん、SAWAWAさん、春歌さん、くまりさん、幸せの目さん、えりぃさん、アインズさん、ぽめさん、NOさん、まっきーさん)

「装用期間」とは、1枚のコンタクトレンズを最長でどれくらいまで装用できるか定められた期間です。
たとえば、1日使い捨ては最長で終日(朝起きて夜寝るまで)、2週間交換タイプは開封してから最長で14日間と決められています。1日使い捨て、あるいは、2週間交換タイプのどちらが良いかは、眼科医が一人ひとりの目や涙の状態、生活スタイルなどを考慮して選択します。また装用期間と同様に大切なのが、「装用時間」です。装用時間とは、1枚のレンズを最大で何時間装用できるかという目安で、やはり眼科医が判断して定めます。
涙の中にはタンパク質や油分が含まれて下り、1日装用したコンタクトレンズは目には見えないけれども汚れがたくさん付着しています。見た目にキレイだからといって、1日使い捨てタイプのレンズを洗って保存液につけて保管し、翌日も装用するといった間違った使い方は決してしないでください。また、2週間交換タイプなどの定期交換型のレンズは、目からはずした後は必ずレンズケアをしましょう※1。装用期間や装用時間を超えて装用すると汚れも蓄積しやすく、さらに、レンズの汚れを足場として細菌が付着しやすくなります。また、汚れたレンズは酸素を通しにくくなるため、黒目が腫れたり傷が生じたりします。
また定期交換型の装用期間はパッケージを開封した日から数えるという点にも注意してください。たとえば2週間交換タイプの場合は、パッケージを開封して14日経ったら、たとえ1度しか装用していなくとも、必ずレンズを捨てましょう。もしも、装用しない日があれば通常通りにレンズケアして保存しておきましょう。

  • ※1連続装用コンタクトレンズを除く。
  • 眼科医の指示した装用期間に従ってください。

どうしてカラーコンタクトレンズを装用したままMRI検査を受けてはいけないの?(質問者:ブレアカのつらいさん)

カラーコンタクトレンズの着色部には、着色剤に酸化鉄や酸化チタンなどの金属が使用されていることが多く、これらの金属がMRI(磁気共鳴画像)検査時に発せられる磁気に反応して熱を帯び、目に影響を及ぼす可能性があるからです。
またCT(コンピュータ断層撮影)検査の際も、撮影部位に目が含まれる場合はカラーコンタクトレンズをはずすよう指示を受ける場合があります。金属はCT検査時に発せられるX線を通しにくいため、カラーコンタクトレンズを装用した状態だと、正確な画像が得られない可能性があるからです。MRI検査やCT検査時のカラーコンタクトレンズの装用に関しては、検査技師の指示に従ってください。

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