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みんなの知りたいを投稿しよう!おしえて!瞳のギモン

第7回目老眼について

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーが、
ひがしはら内科眼科クリニック・副院長 東原尚代先生監修のもと、編集しています。

誰でも老眼になりますか? いつ頃からはじまるのでしょうか?(質問者:ヨーダさん、りなおさん、アナゴパイさん、リッキーさん、ロンタさん、ニャロメさん、ミヤちゃんさん、とんきちさん、れんちゃんさん、すいかさん、めろんぱんさん、さいちるさん、ろーがさん)

老眼とは、目の水晶体のピント合わせの力(調節力)が低下することで、近くのモノ(およそ33~50cmより近くのモノ)が見づらくなった状態をいいます。調節力は、産まれた直後がピークで、その後、徐々に弱まり、60歳くらいでなくなっていきます。まだ若いうちは調節力の余力が十分にあるので老眼の症状はありません。しかし一般的には、調節力が弱まる40歳を過ぎた頃から、症状を感じるようになると言われています。つまり、遅かれ早かれ、誰でも老眼になるということです。実際、コンタクトレンズユーザーを対象にした調査では、45歳以上の80%以上の人が老眼の症状を感じていました。

  • 2014年 J&J調べ

<老眼の主な症状>

小さくて細かい字が読みづらい
ピントが合わせづらい
うす暗いところで、見えづらい

<目の調節力とハッキリ見える距離>

年齢とともに、目の調節力が低下し、近くが見えづらくなります。

出典:内海隆「眼科検査法ハンドブック第3版, p62, 1999」より引用改変

<老眼のしくみ>

下図のように、私たちは目に入ってくる光を、角膜や水晶体(カメラでいうレンズ)で屈折させ、網膜という部分(カメラでいうフィルム)にピントを合わせることで、モノをハッキリ見ることができます。近くのモノを見るときは、水晶体が厚くなり、網膜上にピントが合うように、光を大きく屈折させます。この水晶体による光のピント合わせの力を「調節力」と呼びます。水晶体は加齢とともに固くなり、徐々に、近くのモノを見るときに厚くならなくなります。すなわち調節力が低下するのです。そのため網膜上にピントが合わなくなり、モノがぼやけて見えるようになります。これが老眼です。

≫老眼のしくみについての動画はコチラ
http://acuvue.jnj.co.jp/product/moist_mf/promo/mechanism.htm

近視の人は、老眼にならないって本当ですか?(質問者:あめさん、ぺんちゃんさん、aiaiさん、あやちんさん、みそさん、キラキラピンクさん、みっちっちさん、かすみんさん、てるりんさん、とさかくんさん、いちご大福さん、カジーさん、chiさん、ままゴマさん、くすみんさん、ちぴぴーさん、ポムさん、ぞうたさん、よぶこさん、ぴろくんさん、K.Kさん)

それは間違いです。近視でも遠視でも、年齢を重ねると誰でも老眼になります。ただし、近視や遠視があるかどうかによって、老眼を自覚する程度や時期が異なることがあります。
下図をご覧ください。老眼とは、加齢によって水晶体がかたくなることで、近くのモノを見るときに十分に厚くならず、光を屈折できないために、網膜の上にピントを合わせることができずモノがハッキリと見えない状態をいいます。
※老眼のしくみについて、詳しくはこちらをご参照ください。

近視の場合は、もともと角膜や水晶体の光を屈折させる力が強い、または眼軸長(角膜から網膜までの距離)が長いため、遠くは眼鏡やコンタクトレンズがないとぼんやりしますが、近くは裸眼でよく見えます。したがって、近視の人はたとえ老眼がはじまるくらいの年齢になっても近くを見ることにあまり困りません。年齢を重ねて老眼が進むと、いよいよ網膜上にピントが合わなくなってくるため、やっと見えづらいと自覚するようになります。つまり近視の人は「老眼になりにくい」のではなく、「老眼による症状を自覚しにくい」といえます。
一方、遠視の場合は、近視とは逆で、角膜や水晶体の光を屈折させる力がもともと弱い、または眼球が短いため、ふだんから遠くを見るときも調節力を働かせてモノを見る必要があり、近くを見るときは、なおいっそう水晶体を厚くしなければ、モノをハッキリ見ることができません。若いうちは調節力が十分あるため問題がなくても、調節力が低下しはじめる比較的早い段階で見えづらいと感じるようになります。つまり遠視の人は「老眼による症状を自覚しやすい」のです※。
いずれにせよ、近視でも遠視でも、遅かれ早かれ老眼で見えづらくなる時期は訪れます。近くのモノが見えづらいなど、見え方に変化を感じたら眼科に相談しましょう。

  • ただし、近視を矯正するコンタクトレンズや眼鏡を装用している時はこの限りではありません。

老眼になったら、コンタクトレンズの上に老眼鏡をかけるのですか? 近視も老眼も、どちらも矯正できるコンタクトレンズはないでしょうか?(質問者:りらママさん、かとちゃんさん、マメさん、ママママイケルさん、yuikaさん、TOSHIさん、ばにらびさん、あいぶひさん、マルちゃんさん、ゆるさん、ふるともちゃんさん、ヒマワリさん、りん39さん、ラベンダーさん)

近視や遠視をコンタクトレンズで矯正している人が老眼になった場合、以下のような対策があります。

  1. 1. 必要時に老眼鏡を装用する
    手元を見るときだけ、これまでのコンタクトレンズの上に、手元用の老眼鏡を装用します。でも老眼鏡をかけたままでは遠くのモノをハッキリ見ることはできないため、見るモノの距離に応じて眼鏡をかけたり、はずしたりする必要があります。
  2. 2. これまでのコンタクトレンズの度数を少し落とす
    若い頃は遠くが見えるような度数でコンタクトレンズを装用しても、水晶体の調節力が働くため、手元を見る時でも不自由しません。しかし年齢とともに調節力が弱まってくると、老眼の症状が出てくるため、コンタクトレンズの度数を少し落として、手元が見やすいように調節します。ただし、遠くの見え方を少し妥協しなければなりません。
  3. 3. モノビジョンを試す
    手に利き手があるように、人の目にも利き目があります。一般的に利き目は、遠くを見やすい度数に合わせて遠くを見させ、利き目でない方の目は少し度数を落として手元を見させ、両方の目を開けた状態で、遠くと近くを見せる方法があります。これをモノビジョン法といいます。適応するのに少し時間がかかることがあります。
  4. 4. 遠近両用コンタクトレンズに切り替える
    ソフトコンタクトレンズの場合、遠近両用コンタクトレンズには、1枚のレンズに、近くから遠くを見るための度数が同心円状に配列されおり、そのデザインにはさまざまなタイプがあります。下図のように、近く・中間・遠く用の度数が設計された遠近両用コンタクトレンズは、見るものの距離によって目線を大きく変える必要がなく、近くから遠くまで、自然な見え方が特徴です。遠近両用コンタクトレンズ特有の見え方に慣れる必要がありますが、見え方に適応できると大変便利です。最近の遠近両用コンタクトレンズは性能が優れたものが出てきましたので眼科医に相談するといいでしょう。

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