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プレスリリース

2016.05.23

-老眼自覚タイミングについての意識調査より-
紫外線を多く浴びているほど老眼を自覚するタイミングが早い!?
目の紫外線曝露量が多かった人と少なかった人との比較において、有意差がみられました

「目の健康」を大切にする使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー® 」を提供する、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役プレジデント:デイビッド・R・スミス)は、目の紫外線曝露量と老眼の自覚症状の関係について30~60代の男女832名にアンケート調査を行いました。

目には入ってくる光を感知し脳に伝えるという大切な働きがあります。しかしながら他の器官と違い唯一外部にさらされていることから、直接的なダメージを受けやすい部分であり、日々蓄積されるダメージによって、眼病や老化を引き起こす可能性があるといわれています。

一生の間に浴びる紫外線の約50%は18歳になる前に浴びる※1といわれていることを考慮し、今回の調査では、10代および成人後の屋外活動の実態を元に、調査対象を紫外線曝露量が多い群と少ない群に分けて、目の症状を調査しました。この結果、周囲の人と比べて老眼を自覚した年齢が「早かったと思う」と「やや早かったと思う」と答えた人の割合が、目の紫外線曝露量が多い群で高い傾向にあることがわかりました。※2

さらに、30~60代の5割以上が老眼の症状を感じているにもかかわらず、目の紫外線対策について意識をしている人は約3割にとどまっていました。

この結果を受けて、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケアカンパニーでは、改めて老眼をはじめとする紫外線が目に与える影響と日常生活における目の紫外線対策に関する啓発活動に努めていきたいと考えています。

目の紫外線対策の重要性を改めて確認しました。

~金沢医科大学 眼科学講座 教授 佐々木洋先生~

以上の結果について、目と紫外線に関する研究の第一人者である金沢医科大学 眼科学講座 教授 佐々木洋先生は、以下のようにコメントしています。

佐々木洋先生

「今回の調査は、あくまでもアンケートによる結果ではありますが、紫外線を浴び続けることが要因と考えられる症状として、白目の一部がシミのように黄色く濁って盛り上がる“瞼裂斑(けんれつはん)”などの眼疾患だけではなく、老眼を自覚する年齢が早まる可能性が示唆されました。

一方で、紫外線が目に与える影響についての意識は、肌と比べてまだまだ低く、目の紫外線対策を行っている方は少ないという現状があります。サングラス(メガネ)、UVカットコンタクトレンズ、帽子の3点セットで、毎日の紫外線対策を心がけましょう。

なお、メガネやサングラス単独の場合、「コロネオ現象」によって、レンズと顔の隙間から入り込んだ紫外線が眼に吸収されてしまい、結果的に正面からの紫外線よりも強いダメージを与える可能性があります。また、レンズの色が濃いタイプの場合、視界が暗くなることで瞳孔が開き、結果として眼内に紫外線が入りやすくなる可能性があるので注意が必要です。」

  • コロネオ現象とは:
    眼の側面(耳側)から入り込んだ紫外線が、角膜周辺部で屈折したあと、眼の鼻側に集中することを「コロネオ現象」と言います。結果的に正面からの紫外線よりも強いダメージを与えます。メガネやサングラスの他に、UVカットコンタクトレンズを補足的に使うことによって、隙間から入る紫外線が眼に吸収される前にブロックできます。

<参考資料①>
各国の緯度と老眼発症平均年齢の相関を見ると、紫外線の強い地域では、30代で老眼を発症。一方、紫外線の弱い地域ほど、老眼発症年齢は遅くなっている。
Miranda MN, Tr. Am. Ophth. Soc. 1979

<参考資料②>
老眼とは:老眼とは年齢と共に調節力が減退し、調節しても近方視が困難となった状態で、一種の老化現象であり、屈折異常とは根本的に異なる状態で※3、病気ではない。水晶体の硬化によって、屈折力が変化しにくくなっていることが原因※4

  • ※1Stern RS,J Invest Derma 2005
  • ※2本調査にて、紫外線曝露量が多かった人と、少なかった人のうち、老眼の自覚症状が周りの人よりも「早かったと思う」「やや早かったと思う」と答えた人を比べると、有意な差がみられました。詳細は調査資料をご確認ください
  • ※3所 敬:調節.現代の眼科学: 63, 金原出版,東京,1990.
  • ※4Semmlow JL, Stark L. Vandepol C, et al: The relationship between ciliary muscle contraction and accommodative response in the presbyopic eye. In: Obrecht G, Stark LW (ed): Presbyopia Research – from molecular biology to visual adaptation. 245-243, Plenum Press. New York, 1991

<ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーについて>

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは、1991年に世界初の使い捨てコンタクトレンズ アキュビュー® を日本に導入して以来今年で25周年を迎えます。その間、常に使い捨てコンタクトレンズ市場をリードし続けてきました。これからも、すべての人が毎日を健康に明るくクリアな視界で過ごせるよう、人々のクオリティ・オブ・ビジョン(QOV)の向上を目指して、貢献し続けたいと願っています。

アキュビューはジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の登録商標です。

資料についてはPDFよりご確認ください。
調査資料

この情報は発表時点での情報です。